毎週月曜から金曜の朝8時から30分間、税務会計の基礎知識を学びます。
入社1~3年目の職員は全員参加。先輩職員が講師を務めます。朝勉強会の趣旨は、「実践に即した知識を学ぶ」こと。年末調整や確定申告などの時期は、事前にその周辺知識を学びます。座学だけではなく、お客様への監査業務(試算表を使った説明など)をロールプレイングし、先輩職員から経験に基づいた指導を直接受けるプログラムもあります。
朝勉強会のテーマ(例)
消費税の仕組と計算方法
法人税 別表の仕組と手書演習
確定申告 誤りやすいポイントの解説
実践形式! 試算表説明ロールプレイング
お客様の興味を引く二期比較作成のポイント
監査担当者が知っておきたい労働保険・社会保険の基礎知識
社長からよく聞かれる質問と依頼事項 事例の共有
私たちは、人を育てることに本気の会社です。上司や先輩職員は、困っている若手職員を放っておきません。できるようになるまで丁寧に教えます。それが当たり前の光景としてあるのが、総合経営サービスグループの職場です。OFF-JTの機会もふんだんに用意しています。税務会計、人事労務、医療、コンサルティング。気になる研修やセミナーがあれば、どんどん手を上げてください。私たちは喜んで送り出します。
総合経営サービスには、税務、相続・FP、生損保、医療など様々な部門があります。監査担当者としてお客様を任されながら、なおかつ希望する部門での仕事も担当できます。おおよそ、1部門に平均で3年程度所属し、その後、新たな部門を担当。様々な部門の仕事を経験することで、仕事の幅、興味の幅を広げることができるのです。そうした経験を経て、自分の得意領域が見つかります。およそ10年かけて「この分野の仕事なら自分に任せてほしい」と言えるような、1本の柱(得意技)を作り上げてください。
総合経営サービスは、税務を母体にしつつ、お客様周りの課題をトータルに解決する会計事務所です。幅広い対応力と、質の高い提案で勝負しています。ある面では、経営者の成長を支援するのも私たちの仕事です。だから、勉強しつづけること、成長しつづけることが極めて重要なのです。会社としても全面的に応援しています。会計事務所でこんなに研修が充実しているところは、なかなかありません。中小事務所では一般的に、研修なんてないのが普通です。
現在、新人研修委員会のリーダーを担当しています。教えられる立場から教える立場になり、朝勉強会に参加しています。火曜から金曜にかけて教えた内容について、翌週月曜に小テストを行っています。その結果を見て、教えたことがちゃんと理解されているかを確認。そのときの反省を次回講義に活かしています。どうすればわかりやすく教えられるか、いつも模索しています。
税理士資格を3科目取得後入社しましたが、実務で役に立つ場面はそう多くありません。書類作成のときくらいです。それよりも、お客様の要望を聴きだすことが重要。税理士試験未受験者には、資格を取るならCFPを取りましょうと言っています。お客様から質問される内容が試験に出るので、実務に活きるんです。自分の成長にとって何が必要か、お客様のために何が必要かという視点で、勉強していってほしいと思います。