女性が長く働けるように。「所内初」を、私が実践していきます。

鈴木 由美子 すずきゆみこ 総務課 課長/2013年中途入社

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前職は会計事務所の監査担当。中小零細企業の社長から、悩み事を聞く立場でした。特に多くいただいたのが、「営業も経理も労務管理も、全部1人でやらなきゃいけない。大変だよ。」といったお声。その点私は、バックヤード業務はやらずに監査に専念できました。このままじゃ、社長の苦労がわからないし、解決してあげられない。そんな折、当グループで総務を立ち上げるという話を耳にしました。これはいい機会だと思い、総合経営サービスへの転職を決意しました。

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いざ入社してみると、総務として解決すべき課題が、いくつも見つかりました。女性の働きやすさ向上も、そのひとつ。監査業務自体は、男女で差がなく、女性でもどんどんチャレンジしていけます。実際、所内には女性の監査担当も多い。一方で、産休・育休の制度はあるけれど、監査担当として復帰する女性はいませんでした。前例がないことが、見えない壁になっていたのです。どうにかしなきゃと思っていた矢先に、私自身、子どもを授かりました。

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「これはチャンス。私が先駆者になろう。」そう考え、所内における産休・育休取得者第1号になりました。今はもう職場に復帰し、時短勤務をつづけています。私以後、産休・育休を取る女性がちらほら出てきて、女性が長く働く風土が育ちつつあることを実感しています。またしばらくしたら、第2子がほしいですね。2回目の産休・育休も、「あたりまえのこと」になったらいいなって思います。

女性が活躍できる3つの理由

01 女性だからこそ、の案件も多々あり。

顧問先の経理担当者が、社長の奥様や女性社員というケースはよくあります。そんなとき、同性ということで信頼関係を築きやすく、仕事もスムーズに進められます。従業員に女性が多い場合は、社長から、「直接聞きづらいから社員と話してほしい」と頼まれることもあります。

02 性別ではなく、プロとしての姿勢を見られます。

お客様にとっては、担当が女性か男性かは関係ありません。プロとしての姿勢を求められます。男性社員に対抗するのではなく、あくまで女性ならではの視点で考えるとうまくいくかもしれません。コミュニケーション能力や観察能力は、この仕事で強みとして十分に発揮できる部分だと感じています。

03 課長が率先して、産休・育休を取っています。

産休・育休や短時間勤務の制度が形だけでなく、実際に利用されています。課長クラスが自ら産休・育休を取得し始めたのは数年前。それ以降、産休・育休取得者が順調に増えつつあります。女性でも安心して長く働ける環境です。

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