担当者1人で、経営まわりのあらゆるご相談にお応えするのは、難しいものです。本当の意味でお客様の役に立つためには、様々な分野の専門家の知見を結集すべきであると考えます。そこで私たちは、10の法人・グループ会社を設立し、経営を総合的にサポートする体制を構築しました。お客様から電話1本いただいたら、あらゆる角度から的確なアドバイスができるように、専門知識をもったプロフェッショナルを自社に揃えています。また、監査業務はチーム制。１社あたり３人以上の担当者がつき、ミスの防止はもちろん、より質の高い提案ができるよう、万全の体制を敷いています。

税理士資格は、独立したり税務申告したりする際に必須です。また、資格者が多くいた方が、税法上、細かいことを調べる際も役に立ちます。しかし、実務で応用が利くかどうかは、別問題なのです。実務上は、資格を持っていなくても十分に大きな役割を果たせます。一方のCFPは、ファイナンシャルプランナーの上級資格。ふだんお客様から質問されたり、依頼されたりすることが試験問題として出てくる、実務に直結する資格です。「税金のことしか知りません」ではなく、「困ったことはなんでも相談してください」と言えるように、当グループではCFP資格の取得を推奨しています。経営者の “人生そのもの” をサポートすることを、何より大切に考えているのです。

業績結果を決算書などで報告し、アドバイスするのが「過去会計」。従来の会計事務所がやってきたことであり、とても重要な仕事です。しかしながら、それだけでは不十分。経営者が知りたいのは、どうすれば経営課題をクリアできるか。あるいは、どうすれば経営目標を達成できるかという点にあるからです。未来の目指す姿と現在との差を、いかに縮めていくか。その具体策をアドバイスするのが、「未来会計」です。たとえば、資金繰りの改善やコスト削減、売上増加など、一歩も二歩も踏み込んだ支援を指します。私たちは経営者のベストパートナーとなるべく、より一層、未来会計に力を入れていきます。