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最大200万円!設備投資で生産性アップ!働き方改革推進支援助成金

今年度も開始!働き方改革推進支援助成金を活用して生産性向上を計りませんか?

働き方改革支援推進助成金の中で、

昨年から引き続き人気の助成金が「労働時間短縮・年休促進支援コース」です。

このコースは生産性を向上させ、労働時間の縮減や年次有給休暇の促進にむけた環境整備に取り組む、

中小企業事業主の皆さまを支援する助成金です。

労働能率の増進に資する設備・機器などの導入や、労務管理用ソフトウェアの導入、また労務管理担当者への研修、専門家のコンサルティングなど、労働生産性を上げるための取り組みにかかった費用に対する経費助成となります。

助成率は、

従業員30名以下で30万円以上の支出なら4/5、

従業員30名以上なら3/4になります。

ここで言う従業員とは、常時雇用する従業員のことで、パートタイマ―も含みます

対象となる事業主は、

1、労災保険の適用を受ける中小企業事業主

2、令和3年4月1日より以前に現在有効な36協定を締結している

3、交付申請時点で年5日の有給休暇の取得に向けて就業規則を整備している

4、交付決定前の時点で、交付要綱別紙で規定する特別休暇が明文化されていない

となります。

この助成金の特徴は、異なる3つの目標の組み合わせによって受給できる上限額が変わります。

その3つとは、

① 有効な36協定の時間外労働時間を80時間以上から60時間以下に削減(100万円)

② 特別休暇(ボランティア休暇・教育訓練休暇、病気休暇、

  コロナウィルス関連休暇、不妊治療休暇など)、いずれかを新たに導入する(50万円)

③ 時間単位の有給休暇の取得制度を新たに導入する(50万円)

①~③の組み合わせによって、50万円~最大で200万円の助成金が受け取れます。

では次に、一体どんな機器や設備が助成対象になるのでしょうか?

当社では昨年もお客様より多くの申請のご依頼をいただきました。下記は、そのほんの一例ですがご紹介させていただきます。

Case1 歯科クリニック

導入設備:口腔外バキューム

購入金額:約140万円

受給金額:100万円

Before: これまでは治療後の患者退出から、次の患者の入室までの時間に、

      飛沫や歯の削りカスを従業員が清掃、殺菌する時間が必要で残業も多かった。

After:  ユニット脇に取付け可能なので、治療中でも効率的にエアロゾルを吸引でき、

     治療後の従業員の清掃・殺菌の時間を大幅に削減することを可能にした。

Case2 デザイン会社

導入設備:業務用大型ラミネーター

購入金額:約250万円

受給金額:100万円

Before: 業務用の大型ポスターなどをラミネート加工するのに、これまでは3~4人掛かりで

     1時間ほど必要だった。

After:   機器を導入することで、1人でも約45分程度で作業することが可能になったため、

               作業効率と生産性がアップした。

注意点は、

機器の発注、購入、支払いは必ず交付決定の後にお願いいたします!!

交付決定前の発注・購入・支払いは不支給になりますのでご注意ください!!

  • 現行の36協定の残業時間を60時間以下にするという目標は、達成すると100万円ですが、
  • そもそも、現時点で時間外労働時間80時間以上の有効な36協定が届出されていない

事業主様は、この目標を選択することはできませんのでご注意ください。

特別休暇を導入する場合、昨年は有給・無給は問われませんでしたが、

今期は必ず有給の特別休暇にする必要がありますのでご注意ください。

  • 申請には有休管理簿の提出も必須です。有休管理簿は従業員の有給休暇の取得状況を
  • 把握することを目的としており、作成・保管は事業主の義務ですので、
  • この機会にきちんと作成して労務環境の改善に努めましょう。

まずは助成金の趣旨をご理解頂き、ご興味をお持ち頂きましたらお気軽にご連絡下さい。

自社が申請対象になるか分からない、他にどんな助成金・補助金があるか知りたい、

助成金を機に職場環境を整備したい等、ご相談は無料です!

交付申請期限は令和3年11月30日(木)となっておりますが、

年と同様に多数の申請が予想されており、早めに締め切られる可能性がございますので、

お申し込みはできるだけお早めにお願いいたします!

この記事の執筆者

新井由美

これまで、インテリア関係、フランス語の翻訳、マスコミでの秘書、トレンド情報会社でのコンサルティングな...

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